食の安全は・・・
米農務省は24日、米国カリフォルニア州で乳牛1頭のBSE(牛海綿状脳症)感染が確認されたと発表した。米国でBSE感染牛が確認されたのは2006年3月以来、約6年ぶり。米国内でのBSE感染牛の発見は4例目となる。野田佳彦首相の訪米を目前に控え、環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加問題や米国産牛肉の輸入制限緩和をめぐる日本国内の議論に影響を与えそうだ。
米農務省はBSE感染牛の月齢を公表していないが、日本の農水省は、米側からの情報として「月齢30カ月以上の雌牛」と発表した。
日本は米国産牛肉の輸入規制について現在の月齢「20カ月以下」から「30カ月以下」への拡大を検討しており、今回の感染牛は緩和後でも日本への輸出対象とはならない。一方、米国は月齢制限自体の撤廃を求めており、月齢にかかわらず感染牛の流通を防ぐ仕組みが今回、確実に機能したかどうかが注目されるとみられる。以上時事通信
TPP参加うんぬんよりもまず月齢30か月以下の米国産牛の輸入拡大を検討しています。これもアメリカの押しつけを断りきれない結果でしょう。そもそも安全性が疑問視される米国牛の月齢をなぜ引き上げるのか疑問もいいところです。記事に書いてありますが、アメリカは月齢による輸入規制自体の撤廃を求めてきます。TPP参加となれば間違いなくそうなります。日本人を守るための規制が、米国食肉業界が商売をするうえでの非関税障壁となるからです。国の規制がイチ外国企業や業界団体に抵抗できずに言われるがままになるのです。このようなTPPに国や経済界の多くは参加表明支持をしています。
近いうちにはどんな食材を使用しているか不明な飲食店での外食も怖くて出来なくなります。外食業界は利益を出すために安い外国産の食材を間違いなく使うからです。食の安全は自己責任でお金をかけて自ら安全だと思うものを消費していくしかないのでしょうか。私的には牛丼もちょっと食べられなくなりますね。
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米農務省はBSE感染牛の月齢を公表していないが、日本の農水省は、米側からの情報として「月齢30カ月以上の雌牛」と発表した。
日本は米国産牛肉の輸入規制について現在の月齢「20カ月以下」から「30カ月以下」への拡大を検討しており、今回の感染牛は緩和後でも日本への輸出対象とはならない。一方、米国は月齢制限自体の撤廃を求めており、月齢にかかわらず感染牛の流通を防ぐ仕組みが今回、確実に機能したかどうかが注目されるとみられる。以上時事通信
TPP参加うんぬんよりもまず月齢30か月以下の米国産牛の輸入拡大を検討しています。これもアメリカの押しつけを断りきれない結果でしょう。そもそも安全性が疑問視される米国牛の月齢をなぜ引き上げるのか疑問もいいところです。記事に書いてありますが、アメリカは月齢による輸入規制自体の撤廃を求めてきます。TPP参加となれば間違いなくそうなります。日本人を守るための規制が、米国食肉業界が商売をするうえでの非関税障壁となるからです。国の規制がイチ外国企業や業界団体に抵抗できずに言われるがままになるのです。このようなTPPに国や経済界の多くは参加表明支持をしています。
近いうちにはどんな食材を使用しているか不明な飲食店での外食も怖くて出来なくなります。外食業界は利益を出すために安い外国産の食材を間違いなく使うからです。食の安全は自己責任でお金をかけて自ら安全だと思うものを消費していくしかないのでしょうか。私的には牛丼もちょっと食べられなくなりますね。
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