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かんぽの宿譲渡問題

日本郵政が29日、ついにオリックスグループへの「かんぽの宿」の一括譲渡を断念した。きっかけは「国民は納得しない」という鳩山邦夫総務相の「直感」だったが、国会で与野党そろい踏みで鳩山氏を支持したこともあり、日本郵政は厳しい立場に追い込まれた。

譲渡額が簿価(123億円)にも満たない109億円だったことも判明。国民新党など野党からも次々に批判の声が上がった。決定打となったのは、28日に70施設の土地取得代と建設費が総額約2400億円にのぼることが判明したことだ。

ただ、日本郵政にも言い分はある。郵政民営化に際し、「かんぽの宿」は5年以内の売却か廃止を義務づけられている上、従業員の雇用確保という「足かせ」も付けられたからだ。しかも、日本郵政が平成19年秋に日本郵政公社から資産を引き継ぐ際、総務省は70施設の簿価(当時126億円)を了承していた。

以上産経新聞から一部抜粋させていただきました。


記事でなるほどなと思ったのが、「与野党そろい踏みで」鳩山さんを支持したとあります。
この図式は、もともと国民の税金で取得、管理維持されてきた「かんぽの宿」という財産を1民間企業に極端に安く売るのはけしからん、国民が納得しない、という構図ですね。
そりゃあそのような図式になってしまえば野党だって同意さざるを得ません。さっさと譲渡しろなんて言ったらそれこそ選挙に影響が出てしまいそうですしね。

しかし改めて考えて見ますと、土地の取得、建築コスト2400億円が、おもにどの年代でかけれらたのか不明ですが、仮にバブルの絶頂期だとした場合、そのときに10億で取得した土地が現在になって1億円を割っていたとしてもだれも不思議には思わないでしょう。
更に言うと、いわゆる郵政民営化をして現在の日本郵政が公社より引き継いだかんぽの宿関連の簿価は126億円であったということ。これは簿価といっても19年秋に引き継いだ際の時価であったと思われます。時価で公社より引継ぎこれを日本郵政の帳簿価額(簿価)としたということです。すると、19年秋から現在まで時価が126億円から109億円に目減りしたとしてもこれまた不思議ではありません。

郵政民営化に際してかんぽの宿5年以内の売却か廃止を義務付けれれている事からも日本郵政が売却に動いたのも理解できます。民間企業は不採算な事業は早期にリストラしないと生き残っていけません。それが過去にどんなに高い値段で買ったものだとしても。

国民は郵政民営化に賛成しました。(選挙で自民党が圧勝したということで)民営化されたからには早急にリストラしなければなりません。合理化しリストラすべく民営化されそのとおりに動いた日本郵政に対し、民営化に賛成した議員がリストラにストップをかける、ダブルスタンダードといわざるを得ないでしょう。それも対選挙用の。

この問題は最終的にオリックスに決まるかどうかは定かではないですが、売却額を少なくとも簿価同等かそれ以上の額とすることで第3者に譲渡されるということになるのではないでしょうか。




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プロフィール

minato2009

Author:minato2009
・税理士石田和彦
・昭和39年(1964年)12月14日東京都北区生まれ
・1988年3月中央大学商学部経営学科卒業
・1989~1992年1月KPMGピートマーウイック国際税務事務所
・1992~1994年7月中央クーパース&ライブランド国際税務事務所
(現PWCプライスウオーターハウスクーパース)
・1995年PWC時代の友人公認会計士3人、税理士2人で港総合事務所を共同で主宰
・1999年5月同事務所内石田税務会計事務所を品川区大森駅近郊に移転
・趣味1 ジムでの水泳/冬場はちょっとお休みしてウオーキング
・趣味2 6月から9月までの鮎の友釣り,10月から1月までのカワハギ船でのカワハギ釣り,冬場のショウサイフグ釣りとその料理
・趣味3 クラッシックなカメラを集めていじること
・趣味4 オフロードバイクで林道ダート走行。
・酒味5 酒を飲むこと
・趣味6 ゴルフ(現在挫折闘病リハビリ中)

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